カメ郎ロス症候群
カメ郎
僕がニホンイシガメを飼い始めたのは、仕事中の土場で偶然ニホンイシガメのWC(野生)個体を発見したことがきっかけとなる。まだ生まれて間もないようなそのニホンイシガメのベビーの可愛らしさに心奪われ、思わず家に連れて帰ってしまい「カメ郎」と名付ける。この日からイシガメ中心の生活が始まった。
↓早足で逃げようとしていた野生のカメ郎
↓頭を完全に引っ込めてちっこい体で防御態勢になる野生のカメ郎
脱走
前記事で家の愛亀としてカメーロ♂とメロンちゃん♀を紹介したけれども、このカメ郎はどこへ行ったのかというと… 実は脱走していなくなってしまった(泣)
カメ郎を愛亀として家に迎えてからというもの、暇さえあればカメ郎の世話をしたり、ネットでニホンイシガメに関しての情報収集をしたり、ペットショップに何か目ぼしいカメグッズはないのかと物色しに行ったり、写真や動画を撮りまくったり、完全にカメ中心の生活になった。
そんなカメ中心の生活が1ヶ月ほど経ったある日、いつものように庭でカメ郎に日光浴を兼ねた運動をさせているときのこと。ほんの少し目を離した隙きに姿を見失い行方不明になってしまった。
僕がカメを飼い始めたことを知っている友人知人等には「脱走されてしもたわw」と笑い話のように話していたものの、ホントのところ突然カメ郎を失ったショックは大きく、結構な精神的ダメージを受けた。「カメ郎ロス症候群」となったと言っても言い過ぎではないだろう。いやホントに。
行方不明になって数日が過ぎてからも、ふと「ひょっとしたらまだ庭でうろうろしとるんちゃう?!」とか思い、いないとわかっていながらも探してみたときもあった。夕立のような大雨が降ったあと、家の裏の用水路に大量の水が流れていたとき「ひょっとしたらカメ郎が流されてくるかもしれん?!」とか思い、もちろん流されてくる筈もないカメ郎をタモ網片手に用水路に見に行ったりもした。たかがカメが失踪しただけなのに。
僕にニホンイシガメの可愛らしさを教えてくれたカメ郎、元々WC(野生)個体だし無事に冬も越して生きていてくれたらそれだけで嬉しい。
思い出ムービー
↓ひっくり返って足がピーンとなってピョコっと閉じるのが可愛すぎる
↓当時iPhoneで字幕を入れてLINE等にアップロードしていた動画に字幕を付け足した