イシガメは悩ましい

愛亀ときどきアクアリウム

陸場での給餌にメロンちゃん苦戦!

怖がりなメロンちゃん

メロンちゃんが家にやって来たのはカメーロが家に来た日から約1ヶ月後で、メロンちゃんが来るまでの1ヶ月間は当然、僕はカメーロしか見ていない。

なので僕の中ではカメーロみたいなのが一般的なニホンイシガメ(性質や性格面での)だと無意識のうちに思っていた。

ところがメロンちゃんは怖がりで警戒心の強い仔で、甲羅を掴んで持ち上げても殆ど首を引っ込めることのなかったカメーロと比べ、甲羅を持つと首も四肢も引っ込めて、ちょっとのことですぐにびっくりして水中に飛び込むメロンちゃん。

同じニホンイシガメなのにこれだけ性格が違うことに驚いたけれど、はっきりと性格が違うことでそれぞれの個性をより強く感じられることが面白いし、やっぱりカメは素敵な動物だとあらためて思った。

人を怖がらず掴まれても首を引っ込めないのもかわいいし、ちょっとのことですぐにびっくりしているのもかわいい。

今までメロンちゃんが見せてくれた、おもしろびっくりリアクションの中に、今でも時々思い出すほど印象深かったものがある。

一度は仕事に出掛けていなくなった僕が忘れ物をとりに部屋に戻ったときのこと。

当時、甲羅干し用の陸場とは別にエサ置き場用の陸場を作り、そこに皿を置いてレプトミンを入れて、愛亀たちが好きなときに少し食べられるようにしていた。

家に戻った僕は部屋のドアを開けてなんとなくカメ水槽のほうをチラッと見ると、メロンちゃんが陸場に置いてあるエサの皿に顔を突っ込んで食べていた。

僕から見て皿の向こう側からこちら向きの体勢で皿に顔を突っ込んでいるメロンちゃんなのだが、集中していたのだろう、部屋に入って来た僕に気付いていない様子。 

僕がそのまま突っ立って様子を見ていると、まだ僕に気付いていないメロンちゃんがレプトミンを一粒咥えたまま普通に顔を上げた。

何も考えずに顔を上げたら予想外にも僕が立っていたので相当びっくりしたのだろう。見たこともないスピードでUターンして、咥えたレプトミンも途中で落として水中に飛び込んだ。

僕にはそのときのメロンちゃんの表情が頭に焼き付いているのだが、あのときメロンちゃんの顔の上には間違いなくビックリマークが3つ!!!付いていたのを覚えている。しかも赤いビックリマークだった。間違いない。

僕からすると、「そんなにびっくりせんでも…」と、ちょっとだけ寂しい気持にもなるけれど。

陸場では落ち着いて食事できないメロンちゃん

メロンちゃんのびっくり屋さん話が膨らんでしまい、ちょっと話が逸れてしまったが話を戻そう。

前回の記事でメロンちゃんの食生活を見直しているということを書いたけれど、見直すためには水場での給餌ばかりではちょっと都合が悪い。

というのも、現在メロンちゃんのエサに爬虫類の腸内環境を整えるレプラーゼというサプリメントを混ぜて与えている。

そうなると、やっぱり陸場でエサを皿等に入れて給餌しないと都合が悪い。

ベンリーパック食品 レプラーゼ 100g

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ベンリーパック食品 レプラーゼ 水溶性 80g

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せっかくエサにレプラーゼをふりかけたり水溶性レプラーゼでエサをふやかしたりしても、それを水場で給餌するというのはやっぱりレプラーゼが水によって洗い流されたり薄まったりと都合が悪い。

メロンちゃんの食生活を改めるにあたって、肉食に偏り過ぎないように野菜やフルーツを与える際にも水場での給餌ではイマイチ都合が悪い。

なのでメロンちゃんに頑張って陸場での食事に慣れてもらうしかないので練習してもらった。

エサを入れた皿を部屋に置いてメロンちゃんを部屋に放し、しばらく放置してその様子を動画に収めた。

これを見るとメロンちゃんが怖がりとかどうとかの前に、怪しい人間がiPhone片手に上から「食べるか?!食べたか?!」とか言いながら覗き込んでいたら、メロンちゃんじゃなくても食が進まないかもしれない。

練習メロンちゃん 

 

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