愛亀たちの母亀
2匹は兄妹か否か
うちの2匹の愛亀の生まれ故郷である東大阪市の石亀ファームさん(以下敬称略)には、カメーロ♂とメロンちゃん♀のそれぞれの母亀がいる。
それぞれ母亀が違うということで僕は最初から2匹は兄妹ではないと決めつけて見てきたのだが、当然それぞれの父亀もそこにはいる。何匹かいる♂の中でどれが父亀なのかはDNA鑑定でもしない限り判らないが、父亀が同じの兄妹だという可能性もなくはない。
というのも、生後間もない頃のカメーロとメロンちゃんは大きさも甲羅の色合いも違い、パッと見でも似ている印象はなかったのだが、小さかった♀のメロンちゃんが成長して♂のカメーロと同じくらいの大きさになった頃の2匹はホントによく似ていたのだ。
甲羅の色合い、顔、全体のフォルム、パッと見では見分けがつかず近寄って尻尾の太さ(♂のカメーロはその頃から尻尾が太くなり始めていた)で確認していたほど似ている時期があった。
単に僕がニホンイシガメ初心者なのでそう見えるだけなのかとか、大きさが同じくらいのニホンイシガメの仔であればどの仔も似ているものなのかもしれない、とか思ってもみたが、さてどうなんだろか。
カメーロ♂の母亀
カメーロが石亀ファームから家に来たとき、一緒にもう一匹ベビーがいたのだけれど、悔やんでも悔やみきれない僕の不注意のせいで脱走を許してしまい行方不明になってしまった。舌の根の乾かぬうちに2回目をやらかしたのだ。
家に来てまだ数日しか経っていなかったのにホントに悔やまれるが、どうか今もどこかで元気に生きていますように。
その行方不明になったベビー(初代メロンちゃん)とカメーロは兄弟で母亀は石亀ファームの美個体の筆頭であるイエローさん。
※写真はかめ吉さんのブログから無断転載ですスミマセン
カメーロの母亀、まさにハイイエローなイエローさん
甲長約20㌢と大柄なイエローさん
メロンちゃんの尻ばかり追いかけているがいつもカメラ目線で愛想の良いイエローさんの息子カメーロ
メロンちゃん♀の母亀
カメーロの兄弟である初代メロンちゃんを自分の度重なる不注意で失い、カメーロも心なしか寂しそうにしていた(都合のいい飼い主)気がした僕は、石亀ファームでイエローさんとは別個体であるオレンジさんの卵が孵化したという情報を知ると、性懲りもなく再び石亀ファームに出向いた。
カメーロのときは4匹だけ残っていた中から選び、一応は予約しておいたということもあってほぼ即決だったのだが、二代目メロンちゃん(以下メロンちゃん)のときは結構な数のベビーがいたため、迷いに迷って選んで連れて来たのが今のメロンちゃん。
メロンちゃんの母亀オレンジさんはイエローさんとは甲羅の柄が違うタイプの美個体
イエローさんより少し小さい甲長約17㌢のオレンジさん
怖がりでなかなか手からエサを食べてくれないけれど美人になったオレンジさんの娘メロンちゃん
石亀ファーム
当時、僕にとって最初のニホンイシガメ(草刈り中に偶然にも発見し捕獲したWC個体のベビー)であるカメ郎を脱走で失った喪失感に耐えられず、地元のペットショップはもちろんのこと、全国のペットショップやブリーダー的な人をネットで探し倒していた。しかし、これといった目ぼしい情報も見つからず次第に気持ちがじりじりしていった。
僕の気持ちがじりじりMAXになったそんななか、辿り着いた石亀ファームかめ吉さんのブログには「ニホンイシガメの卵が孵化し次第に順を追って販売開始」という、僕が待ち望んでいたものがあった
「やっとしっくりくる人に出会えた!(一方的に!)」中山美穂の元旦那の辻仁成ふうに言うと「やっと会えたね」(古っ)である。
そして「ふぅ、これでまたニホンイシガメの世話をする日々を暮らしていけるんだな」という安堵感で満たされたのである。
石亀ファームのかめ吉さんは、その屋号の通りニホンイシガメ専門のブリーダーで、ハイイエローな美個体ベビーの繁殖管理を日々追求されている生粋のニホンイシガメ好き好き人間。ちなみに初心者ではあるものの、僕もニホンイシガメ好き好き人間を自負している。
もし、ニホンイシガメのベビーをお探しで大阪まで行ける人がいたら石亀ファームかめ吉さんのブログを覗いてみて下さい。
石亀ファームかめ吉さんのブログ