イシガメは悩ましい

愛亀ときどきアクアリウム

魚メンバー

前記事から2ヶ月が経ってしまいましたが、「混泳水槽の魚メンバーを写真付で執拗に紹介したい」と書いてしまったので、そうしようと思います。

↓前記事はコレ。

一匹も★になっていない水槽

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  • 水槽:60㌢水槽
  • フィルター:底面フィルター・水中フィルター(水作スペースパワーフィットプラス)
  • 底床:大磯砂と麦飯石のブレンド
  • 水草:本物と偽物が半々

僕のアクアリウム歴は干潮時の遠浅の海ほどに浅いものではあるが、今までにこれほど魚が★になることなく安定している水槽はなかった。

その水槽で暮らす魚メンバーの内訳は、チャームからやって来たコンゴテトラ♂、ベタ♂、スーパーコメットチェリーバルブ、バルーンプリステラ5匹と、 地元のホームセンターのアクアショップからやって来たネオンドワーフグラミー♂、ネオンテトラ軍団20匹

チャーム組が来た日の翌日にホームセンター組が来たので、ほぼ同時期にこの水槽に来てから今日まで約半年間、苛められてボロボロになってしまう魚もなく、★になった魚も一匹もいない。

特に20匹いるネオンテトラ軍団が1匹も★になることなく健在なことに、我ながら地味に関心している。

とはいえ、最初から何のハプニングも無く安定していたのかというとそうでもない。

時には、こりゃいかん!というピンチもあったのだ。

そんなエピーソード等を交えて、魚メンバーの紹介をしたいと思います。

魚メンバー紹介

魚メンバーの特徴がわかり易くなるように、簡単な表にしてみた。

魚メンバー早わかり(大してわからない)表

品種(大きさ順) 幅利かせ度順 エサ食い付き度順
1.コンゴテトラ♂ 3 1
2.ネオンドワーフグラミー♂ 1 2
3.ベタ♂ 1 5
4.スーパーコメットチェリーバルブ 4 6
5.バルーンプリステラ(5匹) 5 3
6.ネオンテトラ(20匹) 6 3

 ※数字は順位

幅利かせ度とは

水槽内での魚メンバーたちの力関係の度合い。

気の荒さ、威張ってる順。

エサ食い付き度とは

エサに食い付く勢い、スピード、食欲等の度合い。

食べる上手さ、下手さも審査基準。

コンゴテトラ♂

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アフリカ原産のカラシンの仲間。

魚メンバーの中で体格が一番大きいコンゴくんだが、温厚なので自分から他の魚を攻撃することは殆どない。

逆にコンゴくんより少し小さいグラミーくんやベタくんに追いかけられたりしている。

たまにグラミーくんに対しては反撃することもあり、そうなると体格のいいコンゴくんは負けてはいない。

基本的にはグラミーくんに追いかけられることが多いが、コンゴくん自らグラミーくんに近づいていってるようにも見えて、何やら戯れてるようにも見えなくもない。

ベタくんにも威嚇されたり追いかけられたりするが、逃げるだけで反撃はしない。

しかしながら、エサのときのコンゴくんの勢いの右に出る魚はおらず、ベタくんもこのときばかりはコンゴくんの馬力に圧倒されて譲っている様子。

したがって、食い付き度に関しては食欲、速さ、勢い、テクニック、どれも他の追随を許さず、コンゴくんの優勝。

ネオンドワーフグラミー♂

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インド、パキスタン、バングラディシュ原産のドワーフグラミーの改良品種。

この種類は同種間での小競り合いをよくするため、弱い個体はボロボロにされることもあるけれど、比較的に他種には無関心。

とはいえ我が家のグラミーくんは何故か体の大きいコンゴくんを追い回していることが多いのだけれど、反撃されてグラミー独特の触覚のような長い腹ビレが齧られて短くなってしまっていたこともある。

それ以降は腹ビレが短くなってしまったことは一度もないが、今も相変わらずコンゴくんを追い回すことを日課にしている。

そしてたまに反撃を喰らい、体格では勝てないコンゴくんに逆に追い回されると、物凄く迷惑そうに逃げるというわがままぶりを見せる。

コンゴくんと追いかけ合いをしている姿を見ていると、お互い殆ど負傷しないこともあり、「逆に仲が良いのか?」と思ってしまうこともある。

上の写真の2匹も仲良さげに見えるし。

ちなみにベタくんや他のメンバーにはまったく無関心のようだ。

ベタ♂

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タイ原産で品種改良が進んだこともあり、♂のゴージャスなヒレは色も形も多様でひときわ美しい。

一方、同種間の♂同士では殺し合いも厭わないことから、闘魚と呼ばれている。

前々から気になる魚の一つだったのだけれど、同種間の♂同士では殺し合いをするだとか、アクアショップでは小さいグラスに入れられていたりだとか、無意識のうちに混泳は100%不可能な魚だと思い込んでいたところがあった。

ベタには興味があるものの、ショップで小さいグラスに入れられているのを見ると不憫に思えたりして、そこで思考停止して自分にはベタは無理だと思い込み決めつけていたところもあった。

ところが、同種間では殺し合いをするが他種には比較的に無関心なので混泳可能だということを知り、半信半疑ながらベタを混泳水槽のメンバーに入れてみることにしたのだ。

我が家のベタくんは他種に無関心とは言えないが、大人しい部類だと言えるだろう。

コンゴくんに対してエラを横に広げて威嚇したり追いかけたりはするものの、それほど攻撃的ではない。

攻撃的というよりも、ビビりながらも虚勢を張っているという感じに見える。

ちなみに、グラミーくんに対しては少しビビっていて一目置いている様子。

ところで、ベタを観察していると他の魚と比べてちょっと変わった魚だと感じる。

底床で寝そべるそうに休んでいたり、水草の上でダラ~ンとしていたり、流木の穴から顔だけ出して静止していたりと、仕草というか動作が魚らしくないところがあっておもしろい。

狭い隙間に入っていく癖もあるようで、水中フィルターと底床の狭い隙間に入り込んでしまい、フィルターの底の穴から体半分ほど吸い込まれかけていたことがあった。

僕は慌ててベタくんをフィルターから引っ張り出したのだが、頭のてっぺん辺りが白くなって負傷しており、底床でぐったりとして弱っていた…

ように見えたのだけれど、頭にハゲを作り(今は治っている)ながらも翌朝には元気にエサを食べてコンゴくんを威嚇していた。

一度は、こりゃいかん!と思ってしまったが、ベタくんはけっこう丈夫な魚のようだ。

スーパーコメットチェリーバルブ

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スリランカ原産のチェリーバルブの尾ビレを長くシュッとさせた改良品種で、コイの仲間なのでよく見ると口元にヒゲがある。

エサ食い付き度が最下位になってしまっているが、これはコメットくんの行動範囲が主に低層から中層なので食べているのが分かり難いだけかもしれない。

コメットくんよりも大きいコンゴくん、グラミーくん、ベタくんの3匹は、コメットくんには無関心なので誰からも攻撃を受けることもなく平和に暮らしている。

それをいいことに?時折ネオンテトラ軍団を追い回して、ガキ大将として威張っていることもある。

今はそんな平和なコメットくんだが、この水槽にやって来て間もない頃に白点病を発症してしまった。

尾ビレにはハッキリとした白点が目立っており、その寄生虫の影響で体が痒かったのだろう、土管シェルターに体を擦り付けたりしていた。

僕としては初めての白点病治療となったが、水槽自体を1週間強ほどの薬浴で白点病の完治と感染を防ぐことに成功したことで、僕の低い経験値が一つ上がったのだった。

バルーンプリステラ

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ブラジルのアマゾン川原産でカラシンの仲間。

プリステラの改良品種で、名前のとおり普通のプリステラを丸っこくバルーン状にしたような体型。

ヒョコヒョコと独特の縦の動きで可愛らしく泳いでいるのだが、ホントにいつも5匹が一緒にヒュこヒョコと仲良く群泳していて平和だ。

そんな平和なプリステラくんたちだけれど、ある日一匹のプリステラくんが人工水草の上に横たわって息も絶え絶えのような状況になっていた。

今思い出しても、もう死んでしまうのも時間の問題だという感じに横たわっていたのだから、こりゃいかん!など通り越して一旦は完全に受け入れて諦めていた。

ところが数時間後に水槽を見てみると、普通に5匹全員がヒョコヒョコと群泳しているという。

もちろん今も5匹は健在で、あの横たわって息も絶え絶えのようなプリステラくんは一体なんだったのか。

結果的には★にならなくて良かった良かったけれど、まさか寝ていた訳でもないだろうし謎は残ったままだ。

ネオンテトラ軍団

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熱帯魚に詳しくない人でも知っているであろう、小型カラシンの代表選手とも言えるアマゾン川原産のネオンテトラ。

20匹中1匹も★にならず今も全員が健在ということを、密かに我ながら地味に関心している。

それにしても、我が家のネオンテトラ軍団は皆それぞれ体格が良い。

ついついエサをやり過ぎることがあるからだろうか、やたらデカい気がする…

エサをやり過ぎると魚メンバーの寿命を縮めてしまうことにもなるので、改めなければいけない。

 

以上で、誰に頼まれた訳でもないのに、混泳水槽の魚メンバーの執拗な紹介を終わります。

 

お帰りは⇩コチラから!

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