カメーロメモリアル記念館④
『カメーロメモリアル記念館』というのは、星になってしまった今はもういないカメーロとの想い出を、ただの一つも残すことなく記録していくという趣旨で始めた、主に自分のための不定期シリーズです。
それらの記事は↓の固定ページにまとめてあります。
・目次
カメーロメモリアル記念館③の忘れ物
激しくかわいい寝ぼけまなこ集
前回の③では約1ヶ月間のカメーロの単独飼育の頃の想い出を振り返り、綴って来たのだけれども、他の何よりも想い出深い動画を貼るのを忘れていた。
それは過去に公開済みの動画ではあるのだけれども、ちっちゃいときのカメーロが激しくかわいい動画なので、公開済みだろうとなんだろうと何度でも公開するのです。したいのです。させてください。
その動画の内容はというと、毎朝、寝ているカメーロを起こしてすぐさまその寝ぼけ顔を撮影する、というのを繰り返した数日間分の寝起き動画を繋げて編集したもの。
ただただ寝ぼけまなこのカメーロと、最後には我が家に来たばかりのメロンちゃんも寝ぼけまなこで登場します。
↓ちっちゃいカメーロとメロンちゃんが激しくかわいい動画
【ニホンイシガメ】愛亀の寝ぼけまなこ集【ベビー】
動画スクリーンショット
イシガメ柄のリアルタートルネックセーターを着ているかのようなカメーロ
なかなか瞼が開けない頭にも苔が付いていた頃のメロンちゃん
寝ぼけ顔の動画を撮影した経緯
当時、水カビ病予防の一環としてカメーロを夜寝かせるときは、乾燥したミズゴケをたっぷり敷いたミズゴケベッドで寝かせていた。
さらに、そのミズゴケベッドのケージに被せ物をして暗くしてやると、カメーロは朝僕に起こされるまでぐっすりと熟睡するではありませんか!
カメという生き物を観察していると、警戒心の強さからか常に眠りの浅い生き物だと感じずにはいられない。
共感してもらえるだろうか、愛亀の寝顔を見たくて寝ているカメにそーっと近寄ってみるものの、物音一つたてていないというのに気配だけで気づかれて起きてしまう。
かわいい寝顔を見たいのに簡単には見せてくれない、というカメ飼いあるある。
いつも焦らされて溜まりに溜まった「愛亀のかわいい寝顔をじっくり見たいのだ!」という爆発しそうな欲望を満たせるかもしれないこのチャンス、僕がむざむざ見逃すわけがないのだ!
気づかれて起きてしまう前に素早く掴んで上げる
ミズゴケベッドに潜って熟睡しているカメーロを覚醒させることなく、なるべく寝ている状態で穿り出して最高の寝ぼけ顔を撮影するためには、「気づかれて起きてしまう前に素早く掴んで上げる」を成功させるしかない。
成功させるには注意力と集中力が必要で、モタツイて掴んで上げる前にカメーロに気づかれて上げる前に覚醒されてしまえば終わりだ。
ただでさえ別にしなくてもいい無駄な早起きが、本物の無駄な早起きになってしまうことだけは避けたい。早朝から変な空き時間が出来ると嫌だし。
僕はそんなことを思ったり思わなかったりしながら、神経を研ぎ澄ませてミズゴケベッドの中へとゆっくりと手を忍ばせた。
カメーロをびっくりさせることのないように、全神経を指先に集中させながら慎重にそーっと、そーーーっと…
そうやって手探りで探し当てたカメーロをミズゴケベッドから、そーーーっと、かつ素早く穿り出すと、まだまともに瞼も開いていない寝ぼけたカメーロが現れた。
「よし!成功だ!」と思うと同時に撮影を開始。
それにしても、カメーロの寝ぼけた表情のかわいらしさの物凄い威力ったらありゃしない。
正確には僕が最初に欲していた寝顔ではないけれども、寝顔に勝るとも劣らない寝ぼけ顔の物凄い威力。
物凄い威力の寝ぼけ顔を見たいがために、それから数日間は早朝からカメーロを起こし撮影し、さらには我が家に来たばかりのメロンちゃんも起こして撮影し、慢性的に欲求不満になっていた「愛亀のかわいい寝顔をじっくり見たいのだ!」という欲望を満たし満喫した。
イシガメベビーのオススメ飼育方法の一つ
ところで、この寝かせ方は水カビ病になりやすいニホンイシガメのベビーに対して、1日の中で体を完全に乾燥させる時間が作れるという意味でも、この飼育環境で夜寝かせる飼育方法は非常にオススメなのです。
では今回はこの辺で。
次回のこのシリーズは『カメーロメモリアル記念館⑤』です。
お帰りは⇩コチラへ寄り道してもらえると僕とメロンちゃんのやる気が出ます!