イシガメは悩ましい

愛亀ときどきアクアリウム

飼育環境を少し変えてみるテスト

陸場中心の生活

ニホンイシガメは半水棲ガメの中でも陸棲が強いということ。

ニホンイシガメは特にベビーの頃は水カビ病に要注意ということ。

それらの理由から、メロンちゃんがベビーだった頃に少し大きめの衣装ケースに小さめのプラケースで水場を作り、陸場の割合が多い飼育環境だったこともあった。

と、話が過去形になってはいるが、現在(正確には去年)でも暖かい季節になってくると昼間はなるべく愛亀たちを外に出すようにしている。

天然の紫外線を浴びさせてあげたいのでトロ舟の中に水場とシェルターを置いて、脱走防止とカラス等の天敵に対しては万全を期し、温かい季節はなるべく外に出す日を多くしてきた。

今回その夏場に外に出すときに使っているトロ舟を用いて、こんな感じに陸場中心の生活に変えてみるテストをしてみたのだが…。

前々から感じてはいたのだけれど、何故かこの環境にすると水場から出てこなくなってしまうのだ。

410×715×207mmのトロ舟にプラケースを少し加工した水場とロックシェルターを置いたf:id:kameroch:20190408020252j:plain

プラケースに切り込みを入れて現在は使用していない浮島の橋を掛けて水場への出入りをしやすくしてみたf:id:kameroch:20190326034141j:plain

水量が少ないので一瞬で水が汚れるけれど水換えは簡単ではあるf:id:kameroch:20190326034132j:plain

写真を撮るために強制的に陸場に出したのだけれどスグに水に浸かって殆ど出てこなくなるf:id:kameroch:20190326034320j:plain

陸場中心の飼育環境だと甲羅干しをしなくなってしまう

夏場にトロ舟で外に出しているときも、どうも水場に浸かりっぱなしになっている様子で甲羅干しをしている気配がない。

今回もこの飼育環境だと、やっぱりメロンちゃんは殆ど水場から出てこなかった。

普段と同じようにタイマーでバスキングライトと紫外線ライトを照射していたけれど、甲羅干しをしている姿を一度も見なかった。

水場中心の飼育環境に戻すと日課のように甲羅干しをする

結局メロンちゃんをいつもの水を半分ほど入れた90cm水槽に戻すと、「ジェックスタートルバンク」(浮島)に上がってちゃんと甲羅干しをする。

毎日の日課のようにしっかり干している。ガビガビになるまで干していることもある。

ジェックス タートルバンク L

ジェックス タートルバンク L

 

メロンちゃんの中では甲羅干しは水中から上がって浮島でするものなのだろうか。或いは高いところでないと甲羅干しという感じがしないのだろうか。

それとも、慣れない環境に置かれてしまうと怖がりのメロンちゃんは取り敢えず水に浸かって隠れてしまうのだろうか。

それはメロンちゃんに聞いてみないとわからないが、結局は甲羅干しをちゃんとやってくれるいつもの水場中心の環境に戻すことにした。

メロンちゃん座敷亀化計画

今回のこの陸場中心の環境はあまりにも簡単に脱走できる環境だったため、メロンちゃんは脱走し放題で僕の部屋の隅っこに隠れたりと自由にしていた。

トロ舟から脱走したところで僕の部屋からは出られないので、メロンちゃんが脱走してうろうろ歩いていてもそのまま放置していた。

すると、部屋のどこかに隠れていた筈のメロンちゃんがいつの間にやら自分でまたトロ舟に戻るという、座敷亀的な芸を見せてくれたではありませんか!

僕は思わず「メロンちゃん賢いな~、自分で戻ったん?」と何故か褒めてしまった。

せっかく褒めてあげたのに、そのあとメロンちゃんは僕の部屋でめっちゃウンコしてしまいました。

んもぅ~、仕方ないね。

 

お帰りは⇩コチラから!

にほんブログ村 にほんブログ村へ